勉強が不安で手につかない?・・・それを解消する手っ取り早い方法がここに。


この記事はこんな方にオススメ!
- 勉強の不安の正体(原因)を知りたい方
- 勉強で不安を感じたその後の対処法を確立させたい方
この記事でまとめていること
- 勉強の不安の正体を手短に
- 勉強で不安を感じた「その後」の対処法(良いもの・悪いもの)
- 悪い対処をしていた生徒と良い対処をしていた生徒の例
この記事を書いている人

- 現役高校教師
- 家庭教師歴3年
- 「勉強で不安になっている」生徒とたくさん話してきました。
- 私自身、ひどく神経質な性格で心配性
勉強しても不安を感じる。
そのような生徒は必ず毎年おりますし、私自身もそうでした。
今回はそんな「真面目で、不安を感じやすいあなた」へ向けて、文章を少なくしてまとめてみました。

勉強の不安の正体とは


不安の正体① 「不合格」をイメージしてしまう
勉強のゴールは「合格」です。
- 入試(受験)
- 資格取得
テストや問題演習はあくまで過程に過ぎません。

また、資格取得はともかく、入試は『やり直し』が効きません。
誰だって『やり直し』が効かないものは怖いですし、どうしても「最悪な想定」をしてしまうのです。
教師の本音
受験が近づくにつれ生徒からは「もし落ちたら~」という声や発言が出てきます。
「不合格が怖い」というのはみな同じです。
不安の正体② 「周囲と比較」してしまう
同じテスト・同じ授業・同じ学校にいるからこそ差を感じやすいです。
- 自分はできないのに、あの子は出来ている・・・
- 周りは1日3時間も勉強しているのに私は・・・
- どんどん追いつけなくなっている・・・
という風に、「いつも近くにいるからこそ比較するにはもってこいの環境」です。
比較するな!という方が難しい中で、無意識にも比較をしてしまい不安になってしまいます。
教師の本音
「周りの目が気になる」生徒はたくさんいます。気にならない生徒など数人です。
テストの点数勝負など、比較している証だと感じます。
不安の正体③ 「自分にプレッシャー」をかけてしまう
受験が近づくにつれ
- 親
- 親戚
- 先生
から、プレッシャーを感じやすくなります。
それらを受け、
「絶対に合格しなきゃ!」という心理に陥りやすいです。
それは自分へのプレッシャー以外のなにものでもありません。
そのプレッシャーが自分の中の不安を大きくさせてしまうのです。
教師の本音
進路を決める際、「親が~」「兄弟が~」「先生が~」という風に、主語が他人になってしまう生徒が大勢います。
その時点で「他人の期待に応えよう」としている証拠です。
「落ちてしまったら周りも悲しませてしまう・・・」そのような自分へのプレッシャーが不安になっている生徒は大勢います。
勉強の不安への対処法


ここでは対処法を3つに分類しています。
良い対処法 | 悪い対処法 | どちらとも言えない対処法 |
・頼る ・運動 | ・不安を紙に書く ・計画を見直す ・自分の記録を見る | ・情報を集める ・睡眠 |
- なぜ良いのか。
- なぜ悪いのか。
も、しっかり明記しております。
不安への良い対処法① 頼る
学校には不安を与える要素もたくさんあり、「敵」だと言える人もたくさんいるでしょう。
しかしそれを「敵」とみるか、共に切磋琢磨する「仲間」だと捉えるかは人それぞれ。
- クラスメイト
- 部活の仲間
- 先生
など、あなたの味方はたくさんいます。
1人で抱えず周りを頼りましょう。
「頼られて嬉しくない人はいません」自分が信頼できる人と話しをしてみましょう。
教師の本音
先生から見て「もっと周りと話せば良いのに」という生徒はたくさんいます。
『話しかけられるのを待つ』のは単なる意地っ張りであり、将来危険です。
話しかけること。それが対処法としてベストです。
ただ、それでも
- 一緒に勉強する友人や仲の良い先生なんていない・・・
- 時間が合わない・・・
- そもそも勉強のレベルが合う人がいない・・・
という風に周囲に頼りづらい人もいるでしょう。
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不安への良い対処法② 運動
「不安を感じる = 自分に自信がない状態」
運動をして自信をつけよう。という対処法です。

実績
- 成功者は身体を鍛える
- 運動するとテストステロンが分泌され自信がつく
- 「運動と脳」には密接な働きがある
- 精神状態は常に「顔」に出る
なにも「10キロランキングをしろ!」と言っているわけではありません。
朝10分音楽を聴きながら散歩する。それだけでも顔つきや自分に自信がつくようになります。
教師の本音
普段うつむいている生徒。活発では無い生徒。自ら発言しない生徒。など、学校に対して不満を感じている生徒は「暗い」生徒が多いのは事実です。
反対に運動部・活発・声が大きいという生徒は「無駄に自信に溢れています」。
あなたなりで良いです。ほんの少しでも運動を日常に取り入れることをオススメします。
不安への悪い対処法① 不安を紙に書く
賛否両論あると思いますが、私は悪い対処法だと思います。
例えば
① たくさんいただいた野菜を冷蔵庫のどこに収納しようか。
② 冷蔵庫にきれいに整理整頓する ← 不安を紙に書き出した状態
③ 野菜をどう料理しようか考える ← 対処しようとする状態
④ 料理開始! ← 対処する状態
上記のように「不安を紙に書き出す」のはあくまで「整理しただけ」です。
対処するためには、そこから
- 友人を頼る
- 信頼できる人を頼る
- 自分で解決できることを見つける
というのが大切。そのため対処法としては不適だと感じ、悪い対処法としました。
教師の本音
実際に生徒から「~が不安です。」という相談を受けても「紙に書いてみよう」とはアドバイスしません。
不安への悪い対処法② 計画を見直す
こちらも賛否両論あります。
計画の見直しは確かに有効なときもあります。
ただ、それが裏目に出ることも・・・
例えば「1日2時間勉強をする!」という計画を見直し「1日1時間!」にしたとします。
新しく設定した「1日1時間」
それすらも継続できない場合
『こんな簡単なことも出来ないのか』という風になってしまいませんか?
そうはならない!という人も
次は「1日30分」という風に「計画がどんどん甘くなっていく」。それで本来の目標が遠のき不安が増えてしまっては本末転倒です。
教師の本音
勉強の計画は大切ですし、生徒にも積極的に立てるよう促しています。
しかし「計画の見直し」は推奨しておらず、「既存の計画を維持するためにはどうすれば良いか」を考えるようにしています。
例えば「1日2時間の勉強」が難しいと感じた場合、「朝に1時間・夜に1時間」という風に内容は変えず工夫させます。
この方法だと試行錯誤して達成しようと考えるため、不安よりも生徒の自信向上に繋がります。
不安への悪い対処法③ 自分の記録を見る
- スマホで勉強の記録を見直す
- マーカーなど、自分の勉強した軌跡を見返す
「今までにどれだけ勉強してきたか」という過去の産物は自信向上に繋がるでしょう。
しかし、それで満足したり、
少し厳しいですが、どれだけ勉強しても「結果」が大事な世界です。
「過去」よりも「今できること」に焦点を当てましょう。
教師の本音
生徒に「学習の記録」という記録シートはありますが、それを見返す生徒はまぁいません。
それよりも今日の課題や予習・復習など「過去」よりも「今」に目を向けるようにしています。
自信をつける。というよりも、不安を感じさせない。という意図ですね。
どちらとも言えない対処法① 情報を集める
情報社会の世の中、良い情報だけを仕入れようとしても悪い情報は入ってきます。
例えば「テストの点数の取り方」という情報を仕入れようとしても
(良い情報)点数上昇のためには○○の勉強法が効果的!
(悪い情報)点数が取れない人は△△をしているのかも!?
という風に知らなくても良い余計な情報がついてくる場合がほとんどです。
勉強で不安になっている人は「メンタルが弱っている」状態の人がほとんどです。
慰めてくれるはずが、終わってみれば何も変わらない。という可能性があるため「どちらとも言えない」です。
教師の本音
「情報」は確かに重要です。しかし、虚偽の情報も無数にあります。また、先生が言っていることも「全てが本当だ」とは限りません。
不安を感じやすい生徒は「勝手に不安になっている」ことが多いです。周りから見れば『そんなの気にしなくて良いのに」という情報もネガティブに捉えてしまう傾向にあります。
どちらとも言えない対処法② 睡眠
睡眠は人間の自律神経を整えたり、次の日のモチベーションを保つ重要な役目を果たしています。
そのため「寝たら忘れる」という言葉があるほど睡眠は人間の心を穏やかにしてくれます。
しかしその一方、「不安で眠れない」という方もおられます。
そのため、どちらとも言えない。という風に判断しました。
教師の本音
生徒がどれだけ普段睡眠を取っているかなど、私にはわかりませんし、そこは完全に自由空間ですからね。
しかし不安を感じやすい生徒の共通点として、寝るのが遅い・睡眠時間が少ないという共通点があるのは事実ですね。
勉強の不安解消に努めていた生徒の例
ここからは実際に不安を感じていた生徒の対処法を2パターン見ていきます。
良い対処をしていた生徒Aさん
Aさんは高校3年生の女の子でした。
模試や補習など多忙な夏休み。
点数も順調に伸びてきており、このまま行けば問題なく希望大学への偏差値が足りる状況だったのですが、ある日、「急に不安になった」と相談しに来ました。
話しを聞くに
- 自分が受験生だという自覚を感じてきた
- 家に帰っても落ち着かない
- 「落ちたらどうしよう」と、周囲の目が気になり始めた
という理由で不安に感じていました。
対処法としてAさんが行ったのが
- 1人で勉強しないこと
- 1日1回私と話すこと
上記2つは「良い対処法① 頼る」に準じた内容です。
結果的にAさんは
1ヶ月ほど表情が暗かったですが、その後、徐々に吹っ切れたように前を向き始め、しまいには私よりも友人と話す機会が増え不安を解消していきました。

悪い対処をしていた生徒Bさん
Bさんは高校3年生の男の子でした。
3年生になり担任の先生から「いよいよ受験が本格的になってきた」というお話を聞き不安に感じたそうです。
話しを聞くに
- 今年で最後だということ
- 「勉強しなきゃいけない」と感じたこと
- 志望校がまだ確定していない不安
をBさんは不安に感じていました。
しかしBさんからこの話を聞いたのは10月中旬頃。
それまでは1人でこの不安と戦っていました。
なぜ相談しなかったの?と聞いたところ、「これが受験生というものだ」と思っていた。と答えてくれました。
Bさん個人がどのような対処法をしていたのかは聞いておりませんが、Aさんとの違いは「周りを頼る早さ」でしょう。
勉強で不安を感じた際はすぐに周りを頼る。その差を感じました。
不安を感じないためにご家庭でできること
この記事をご覧の方の中には
生徒ではなく、生徒の親御さんもおられると思います。
不躾ながら最後に「現役高校教師」としてお願いしたいことがあります。
それは「家を安心できる場所」にして欲しいということです。
心配な気持ちはわかりますが
- 質問攻め
- 焦りを与える発言など
は、辞めていただきたいです。
そしてお子さんから相談しやすいよう、「お子さんが何かあってもいつでも手助けできる見守り方」をしていただきたいです。
勉強で不安を感じる生徒のご家庭は、いわゆる”複雑な家庭”が多いです。
生徒が過ごす時間は「学校」と「家」が大半です。ぜひとも安らぎの場として提供して欲しいです。
家だと勉強出来ない → 家庭教師
あまり会話が無い → 夕飯を一緒に食べるなど
家庭教師のような「外部機関」を頼るのも、「良い対処法① 頼る」の”頼る”です。
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